良質なコンテンツと集客に関連性はあるか
IT
良質なコンテンツって何だろう?
seoとコンテンツ作り
-集客とは別次元の考え方-
IT
- 2015.08.28 -
googleが好む良質なコンテンツとは
2015年のseoキーワードは、「良質なコンテンツ作り」だと思われます。
被リンクの効果が薄くなり、今後もこの傾向は続くと思われます。
有料リンクを販売していた業者も、サービス中止が目に付くようになりました。
そこで、次なる関心がseo内部対策=コンテンツ作りとなるわけです。
しかし、集客と良質なコンテンツ作りとは、ときに相反するものだと考えられます。
なぜコンテンツと集客が別問題なのか
良質なコンテンツはgoogleの評価を上げます。
つまり、seo効果があり、検索順位も上がることになります。
とすると、自己のサイトを見てくれる人も増え、集客に繋がると考えがちです。
では、以下の例で考えれば、どうでしょうか。
- A)ネット通販(たらこ通販)のサイトで、税務調査に関するページがある
- B)美容室のサイトで、美容師国家試験に関するページがある
A)のケース
これは、業界と異なる記事を制作しているケースです。
ネット通販に閲覧者が求めることは、通常その商品説明や会社概要についてです。
そのようなサイトが税務調査の記事を書き、seo月間数百万PVを稼げたとします。
その記事が検索上位にランクされたところで、ネット通販の集客力は上がるでしょうか。
例えば、「たらこ 通販」が最も対策したいキーワードとします。
税務調査に興味ある人にサイトを見てもらっても、たらこが売れるとは思えません。
したがって、googleも当該ページの力を「たらこ 通販」に加重させるとは思えません。
結果として、「たらこ 通販」のseo検索順位は変わりません。
税務調査と、たらこ通販に興味ある人とでは、「良質なコンテンツ」の意味が異なります。
B)のケース
これは、業界に関連性があるが、消費者心理とが乖離しているケースです。
美容師の類義語には、国家試験や実務に関するキーワードが挙がると思います。
そこで、PV数の多い類義語をチョイスし、seoキーワード対策を行います。
そうすれば、美容師に関連する記事でPV数アップ=集客力アップという算段です。
しかし、その記事も美容師を探しているお客様の役に立つでしょうか。
例えば、「倉敷 美容室」が最もseo対策したいキーワードとします。
美容師国家試験や実務記事は、美容師の卵にとって役立つサイトとなるでしょう。
勿論、倉敷という狭い商圏ではなく、全国の美容師志望者が閲覧するため、PVも稼げます。
しかし、美容室を利用するないし倉敷在住のお客様にとって、必要な情報でしょうか。
同様に、googleも当該ページの力を「倉敷 美容室」に加重させるとは思えません。
結果として、「倉敷 美容室」のseo検索順位は変わりません。
集客用seo対策は顧客が何を求めるかが大事
近時、インデックス数は少ないが特定キーワードで上位ランクされるサイトがあります。
これは、ターゲットキーワードの顧客目線に立った施策結果の現れだと思います。
用語の意味が知りたいのであれば、wikiを使えばよく、wikiのサイト目的とも合致します。
そのため、「○○とは」のキーワード検索で上位に来るのが、wikiとなるわけです。
よくロングテール対策と言われますが、本来狙う顧客と無関係であれば、無意味です。
良質なコンテンツは検索ランクを上げる、というのは真実だと思います。
しかし、それは集客に寄与するキーワードランクを上げる効果があるものに限り有意義だと思います。
なお、弊社では、seoや集客に関する無料セミナーを定期的に開催しています。
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